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圧力計仕様選定について

圧力計仕様選定について

 1.用途による選定

種類 用途
一般指示圧力計 JISに定められた、もっとも一般的な圧力計
差圧計 測定ライン2ヶ所の圧力を測り、その差を指示する圧力計
双針形圧力計 受圧口と指針が2つあり、2ヶ所の圧力を同一目盛板で指示する圧力計
電気接点付圧力計 警報あるいは制御用の圧力計で、接点容量、接点形式により種々あります
レシーバゲージ 空気圧変換器の出力指示受信計として使用される圧力計
隔膜式圧力計 受圧媒体と指示計の間にダイヤフラムを設け、間接的に圧力を測定します
他に圧力センサを用いた圧力伝送器、スイッチ、デジタル圧力計があり、半導体・化学分野等で
使用されます。


 2.計測条件による選定

脈動・振動 ポンプの吐出側に取り付ける圧力計や、車両に取り付ける圧力計は、大きな脈動と振動を受ける場合が多く 内機まで振動が伝わり、1ヶ月程度で磨耗してしまう事があったり、また急激な脈圧によってブルドン管を早く疲労させ管破させる場合があります。これらを解消するためには、適当なダンパーを取り付ける必要があります。
用途による種類として、耐振形圧力計・蒸気用耐振形圧力計・耐熱耐振形圧力計などがあります。
特に振動の激しい場所や脈動圧の激しい場所では必ず適当なダンパーを取り付け、更に油を圧力計内部に封入したグリセリン入り圧力計、又は内機に新工夫を施したタートルゲージを使用すべきです。


流体
耐蝕用ブルドン管として使用される材質の一般的なものに、ステンレス製があります。
強腐食性流体については、隔膜式圧力計が用られ、接液部資材は使用者側の指定される材質で製作することが出来ます。
塩素 塩素は、黄銅・銅についた水分と化合してえんさんを生成し腐食させるので隔膜式の使用が絶対条件です。
アセチレン アセチレンは銅と化合して爆発しやすい物質をつくるので、接液部は全て銅の含有量が60%以下のものを使用しなければなりません。
粘着性流体 導入口に詰り、圧力計の感度を悪くすることがありますので導入口の大きい隔膜式圧力計を選択すべきです。
雰囲気 雰囲気として塵埃・雨水・塩分を含んだ空気のある場所、その他アンモニア・特殊腐蝕性ガスなどがある場所に、密閉形を用います。又ケース自体が腐蝕性ガスのおかされる場合がありますので、プラスチック・ステンレス・アルミ合金・鉄・亜鉛合金などから選定して下さい。
温度 ブルドン管は一般的に黄銅やリン青銅、鋼で作られているので温度により弾性率が変化します。
更に、内機部品の膨張・収縮により指示に狂いが加わるので±20degの温度変化により±0.6〜0.8%の器差が生じる事があります。この為、JIS1.6級では耐熱形以外は圧力計周囲温度状態23±5℃において精度を保証する様定めてあります。しかしそれ以上の高温又は、低温に使用するものについては耐熱形等の機種の選定が必要であり、更にボイラー等の近くに取り付ける場合は、熱を遮断するか、場所を変えるかの処置が必要です。使用周囲温度範囲は、用途による種類の項をご参照下さい。
80℃を超える流体温度の場合は、サイフォン管・キャピラリ等を使用する必要があります。


 3.常用圧力と目盛り範囲の設定

JIS B7505−1では、各々のレンジの圧力計に対し適当な常用圧力範囲を規定してあり、
使用最高限界として次の値以下とされています。

定圧力 最大圧力の3/4    (100MPa以上では2/3)
変動圧力 最大圧力の2/3    (100MPa以上では1/2)
真空圧力 最大圧力


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