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デジタル圧力計 DIシリーズ
製品概要 標準仕様・性能外形図
特長
 DIシリーズは既設の2線式圧力伝送器の配線を生かして置き換えることにより現場指示と圧力伝送を同時に行えるデジタル圧力計です。しかも2線式でありながらLED表示を実現しました。(DIT)

センサ一体型のデジタル圧力計としては業界で初めて大容量(AC250V/8Aの抵抗負荷)のメカニカルリレーを採用。ブルドン管式圧力計+メカ式スイッチの組み合わせとの置き換えに最適で視認性・信頼性が飛躍的に向上します。(DIM)
デジタル圧力計 DIシリーズ

DIP・DIMの機能
ゼロシフト機能
自動ゼロ調整機能です。
▽キーを押すと表示部の全小数点が点滅し、そのまま▽キーを押し続けると、約3秒後にゼロ点の補正値が更新され、表示「0」となり、測定を再開する機能です。
※ ゼロシフトの補正値はバックアップされます。(電源オフでもクリアされません。)

トラッキングゼロ機能
ゼロ点の移動を内部でデジタル的に自動補正する機能です。
トラッキングゼロ機能

例:補正時間=3サンプリング 補正値=3digit
@電源投入後トラッキングゼロ機能開始。表示は補正幅内なので「0」。
AB表示が3digit以内なので補正をして表示「0」とします。
C補正値から外れているので補正をしません。
D再び表示が3digit以内なので補正をして表示「0」とします。
※1 トラッキングゼロの補正値はバックアップされません。(電源オフでクリアされます。)
※2 トラッキングゼロ機能はセンサ出力の温度影響などのゆったりとしたゼロ点ドリフトを監視し自動的に補正をかける機能です。不用意に平均回数設定を増やすなどして測定応答を鈍くすると、設定によっては予期せずゼロ補正されてしまう場合がありますのでご注意ください。
※3 補正周期はおおむね下式で求まります。補正周期(単位:秒)=補正時間設定/サンプリング速度設定

キープロテクト機能
不用意なキー操作による誤設定・誤動作を防止するために、各種機能に制限をかける機能です。
■制限される機能
 
○ゼロシフト機能(キー操作が受け付けられません。)
 ○ループチェック機能(キー操作が受け付けられません。)
 ○比較データの設定(ただし確認はできます。)
 ○コンディションデータの設定(ただし確認はできます。)
比較判定機能
比較データ設定内の比較論理設定「LOG」の設定で、下記の4種の比較条件を選択できます。
比較判定機能

アナログ出力スケーリング機能
表示範囲(−5000〜5000)で2点を任意に設定できます。アナログ出力Lo.設定値〜アナログ出力Hi.設定値に対して4.00〜20.00mAで出力することができます。

ループチェック機能
キーの設定によりアナログ出力端子から任意の定電流(4.00〜20.00mA)を出力することができますので、簡単に制御系の動作確認などを行えます。

自動DZ機能
電源投入後、初回の計測値を自動的にゼロ補正し、以後それをゼロ点として計測を実行します。
コンディションデータの「PodZ」の設定で、有効(on)/無効(off)を設定できます。

※ 自動DZの補正値はバックアップされません。
(電源オフでクリアされます。)


使用上のご注意
  • 電源用配線、センサケーブルおよび入・出力線を傷つけたり、無理に曲げたりしないでください。
    ショートによる発火の原因となります。
  • 定められた電源電圧以外では使用しないでください。異電圧で使用すると火災や感電、
    故障の原因となります。
  • 機器本体および付属品を改造しないでください。火災や感電、故障の原因となります。
  • 配線は確実に行ってください。接触不良を起こして火災や感電、故障の原因となります。

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会社概要

製品紹介
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